牛に引かれて善光寺参り・・
長野といえば「蕎麦」! 取りあえずは腹ごしらえに、長野駅善光寺口を出て真ん前の「油や」で天ぷら蕎麦を所望。ガイドブックにも載っていた店です。天ぷらがサクサクと旨かった。次回は新蕎麦の時期に来られるかも知れないので楽しみだ。
食べることといえば、暑くて汗ダラダラだったので、参道の茶店
で「宇治金時のかき氷」を食べてから、駅に向かう道すがら、もう1件ガイドブックに載っている蕎麦屋に入り、「盛りそば」を食べてしまいました。
蕎麦を食いながら飲んだのは「“ざる印”蕎麦ビール」! ノースダコタ産の蕎麦の実を55%使用した発泡酒ですが、普通にビールとして旨かったっス。そして瓶の裏に記載されている説明がおもしろい、「・・・・ただし、ビールの上に天ぷらやネギ、のりなどは乗せないで下さい」と。発売元の「えぞ麦酒(株)」を帰ってから調べてみると、「チョコレート入りビール」や「苦さが国内最強のビール」など色々おもしろいビールがあるので、是非ホームページをのぞいてみてください。http://www.ezo-beer.com/jpn/index_j.html
善光寺はといいますと、現在残念ながら「三門」(本堂手前の入り口)は工事中です。なので、左側(大勧進)から回って本堂へ行くことになります。
本堂に向かうと、人々がずらっと並んで何やら待っているではありませんか。すると、住職様たちがいらっしゃいました。ちょうど、法要の導師を務める善光寺住職(男性のお貫主さま、女性のお上人さま)が本堂を往復する際、参道にひざまずく信徒の頭を数珠で撫でて功徳をお授けになる「お数珠頂戴」の儀式だったのです。Q太郎は、失礼ながらお写真を撮らせて頂いてから、すかさず頭ををたれましたら、なんとタイミング良く数珠でお触りになって頂けたんです。一瞬、幸福感が体中をみなぎりました。もったいなや、もったいなや・・・
そうして神妙な心持ちのまま本堂へ。善光寺本堂は江戸時代中期を代表する仏教建築として「国宝」に指定されています。1707年に再建されて2007年の今年はちょうど「再建300年」という記念すべき年なので、是非とも重要な縁起というものを感じて参拝するべきでしょう。
善光寺といえば「お戒壇めぐり」。(お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる御本尊様とつながれた極楽の錠前に触れ、秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際、お迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。) この日は、とても混んでいて行列だったので、前の人の背中に触れながら何とか歩けていけたんですが、とにかく何も見えない暗黒なので、前に人がいなかったら相当心細いと思います。御利益につながる「鍵」も前の人がガチャガチャ音を立ててくれたから場所の見当がついたけれど、そうでなければ初めての人は通り過ごしてしまう場合もあるのかな。
本堂の一番手前にある「びんずる尊者」という「撫で仏」には、みんな群がって触りまくっていました。この像に触れることで体の悪い部分や病気を治して頂けるということで、Q太郎もお客様の健康を祈って触って参りました。
本堂を正面に見て左側には、「経蔵」という建物があります。重要
文化財です。仏教経典の全てを網羅した一切教が納められているとのことで、中央にある「輪蔵(りんぞう)」という書庫を回すと一切教を読んだことと同じ功徳が得られます。「そんな調子のいい話がありますかって」と独り言を言いながら、しっかり回してきました・・・
帰りには池も見て下さい。亀・かめ・カメ・・・銭亀もあんなに大
きくなるのか。あれ、スッポンも紛れている?
善光寺を出て参道もおもしろいです。
写真は「むじな地蔵」。大好きな彫刻家の藪内佐斗司さんが「むじ
な灯籠」という伝えにちなんだ地蔵(元は木像)を再現されたものです。この伝説は心温まります・・・「むかし、下総(今の千葉県)に住んでいたむじなが人の姿となり、善光寺参りの講中にまじって善光寺におまいりしました。むじなは、殺生することなしに生きていけない自らの罪業を恥じ、後生を頼むため、善光寺に燈籠を寄進したいという願いをもっていました。白蓮坊に宿を定め、ようやく善光寺に参詣を果たしたむじなは、その晩安堵してお風呂につかりました。ところがうっかりむじなの姿のままでお湯を浴びているところを見つかり、あわててどこかへ逃げ去りました。姿を消したむじなを不憫に思った住職は、むじなが燈籠を寄進したいという願いを持っていたことを伝え聞いて、一基の常夜灯を建ててあげました。それが今も経蔵北に残る「むじな燈籠」だといわれています。」
その他、見所満載、御利益いっぱいの善光寺・・・この日は長野駅までの本通りで「大道芸フェスティバル」が開催されたりと、最高な天気と相まって大変な活気でしたが、これから冬の前にかけて参拝するには良い時期だと思います。宗派にとらわれずに参拝できることも嬉しいです。この秋は長野へどうぞ。


コメント