茨城・自転車の旅(来福酒造立ち寄り)
朝5時頃に青木橋付近で4人は待ち合わせして出発し、日本橋・草加を抜け、途中で千葉県野田市の「桜の名所・清水公園」に立ち寄りました。まだまだ桜は見頃で、散り始めの花びらが雪のように舞い、天気の良い青空に薄ピンクがとても映えていました。この公園はポニー牧場からマス釣り・フィールドアスレチックなど自然の中で各種の楽しみを満喫できますので要チェックですね。HPはhttp://www.shimizu-kouen.com/index.html
4人は調子よく自転車を駆り、お昼頃には下妻の道の駅に着きました。ここでの昼食は、茨城の銘柄豚「ローズポーク」を使用したトンカツ定食です。
県の花「ばら」にちなんで命名された「ローズポーク」は、豚肉生産量全国第3位の茨城県が誇るブランド豚です。2002年には全国銘柄食肉コンテストでみごと最優秀賞にも輝き、生産開始以来、厳選した生産者体制とその美味しさで人気急上昇だそうです。肉質は弾力があり、きめ細やかで柔らかく、その理由は締まりの良い赤肉に混在する良質の脂肪(マーブリング)による光沢のある肉だからということ。
あまりの旨さに、そしてごはんも味噌汁もおかわり自由ということで、ついつい食べ過ぎてしまい、4人はたっぷりの休憩を余儀なくされたのはいうまでもありません。
そんなこんなで寄り道しながら、今度は下妻からすぐ近くの筑西市村田にある「来福酒造」に立ち寄ったのです。来福と言えば「花酵母」です。自然界の花から清酒酵母を純水分離し、酒造りに使用しているのです。【とりQ】でも「なでしこ酵母」の純米酒や「ベコニア酵母」の酒などを出してきました。例えば「なでしこ酵母」を使用した酒は「華やかな洋ナシのような香り」を楽しめたり、「しゃくなげ酵母」ならば「バナナのような香りでキレが良い」など、花酵母のお酒は楽しみいっぱいです。その他「日日草」「ツルバラ」「しゃくなげ」「マリーゴールド」「アベリア」「ひまわり」「コスモス」「月下美人」「おしろい花」「つつじ」などなど、まだまだこれから新たな花酵母の可能性も秘めていて、お酒がお花屋さんみたいになっちゃって凄いんです!「来福」の銘柄紹介についてはまた別な機会に詳しくしたいと思っています。
そういえば、来福酒造に行く途中に偶然たどり着いたスポットが、それはそれは夢のような景色だったんです。「母子島遊水池(地?)」というらしいのですが、ちょうど桜並木が満開になっていて、釣りを楽しむ姿も見られる池は水面に静けさが漂い、その向こうに筑波山を見渡せるのです。うまい写真を取り損ねたので左の写真は引用させてもらったのですが、是非「母子島」で検索して、色々な写真を見て下さい。ここはカメラマンたちの名スポットであるということで、その時写真を撮りに来ていた地元の人に尋ねたら、2月などの限られた時期・時間に「逆さ筑波」といって、池の水面に筑波山がはっきりと映るらしいのです。すばらしい場所で、茨城住民を羨むばかりでした。
また、そこからほど近い「新治」には、国指定史跡の「新治廃寺跡」があり、自転車を降り、暫しの間、いにしえに心を馳せる4人でありました。(実はあまり理解していなかった・・)
そういえば、宿泊は下館のビジネスホテルに泊まったのですが、酒屋で「筑西地区限定」の「来福」を購入し、あとで部屋で味わおうと楽しみにしていたのが、ホテル近くの和風レストランで今日の思い出を語り合って痛飲し、ホテルに帰ったらノックダウン、来福を飲むことができなかった・・・
翌日の「筑波自転車道」は天気にも恵まれ、沿道の桜などの植え込みが鮮やかに彩り、その向こうにはこれもまた色とりどりの木々で配色された筑波山がそびえ、なんとも雄大、なんとも優しさをたたえた景色でした。
JR水戸線「岩瀬」と常磐線「土浦」の間に設けられた約40kmの自転車道は1987年に廃止された筑波鉄道の廃線跡を利用したものなので、高低差はほとんどなく、この日もローラーブレードで走り抜く若者が目立っていました。
筑波自転車道を外れて少し走った「真壁町」で21名の一行は昼食をとったのですが、前日に我々4人組が地元の人から聞いたりして探して予約を取っておいた店、そこが旨くてみんな絶賛だったのです。それは「名物!塩で食べる俵ハンバーグ・ペンギン」 という店です。町の中でなく、寂しい県道沿いにある店で、値段もいい値段なのに、我々が食べている間も次から次へと車で来店があり、常に待っている客がいました。この店、帰ってから検索したら、以前「愛の貧乏脱出大作戦」というのに出たらしいですね。いや~、とにかく良い店に出逢いました。
そんなこんなで、二日間楽しい思い出を詰め放題にして、土浦から(桜町あたりでオイタはせずに・・)輪行で缶ビール飲みながら今回もまた居酒屋列車で帰りました。行く先々で出逢って挨拶言葉のキャッチボールをした茨城の人々がみな温かかったことを最後に特筆させてもらいます。


コメント