奈良の古寺と仏像、そして會津八一(新潟県立近代美術館にて)
新潟県長岡市にある新潟県立近代美術館にて、現在「奈良の古寺と仏像・會津八一のうたにのせて」を開催中です。これは当初、新潟市の「新潟市美術館」で開催される予定だったものの、同所の展示作品からカビやクモが見つかり、管理の悪さに文化庁が国宝などの展示に懸念を示し、会場の変更を余儀なくされた経緯があり、その新聞記事によって長岡の開催を知り得たのです。
Q太郎が行った5/4は祝日だったこともあって、開館前より行列ができるほど。県内の方々が特別な誇りを持って鑑賞しに来ているあらわれかもしれません。なぜならば會津八一なのだから・・
新潟生まれの會津八一という人は、昭和前期の歌人、美術史家、書家として多彩な活動を見せた人物ですが、奈良の古寺を巡って感銘を受けた彼により「鹿鳴集」などの歌集がまとめられました。そういった彼の秀歌とのコラボによって、歌の舞台となった奈良の古寺や仏像を愛でるという主旨の展示会なのです。
また今回の目玉は、中宮寺のご本尊・国宝「菩薩半跏像」です。が、まだこの時は、精巧な模造が展示されており、本像の特別公開は5/25~6/6とのことでした。次回は、ご本尊をしっかりと拝見しに行きたいと思っています。
たいへん趣があって主旨がしっかりしている展覧会で、美術館もまた素晴らしかったです。そしてこの催しが、7月には東京(三井記念美術館)へやって来るらしいんです。皆さんも楽しみにしていて下さい。(by Q)

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