つがわ・狐の嫁入り行列
5/3(祝)、「SLばんえつ物語」号に乗って、麒麟山酒造のお招きで「つがわ・狐の嫁入り行列」に行ってきました。前回参加させてもらってから4年経ちましたでしょうか、SLに乗ったこともあって前回以上に旅情を満喫させてもらいました。(Q太郎)
新潟県津川町は、新潟市から東へ約50キロ、福島県と接する美しい山間の地です。イベント会場と麒麟山酒造の前には阿賀野川と常浪川が流れ、川の反対側に「麒麟山」が鎮座しています。
昔、この麒麟山には狐が棲み、毎晩のようにその鳴き声が聞こえ、狐火も見られたと、数多くの狐にまつわる言い伝えや、稲荷信仰が今に残っているそうです。津川では、婚礼は夜に行われ、提灯を下げて嫁入り行列を行っていたことから麒麟山の狐火は「狐の嫁入り行列」と呼ばれ、これが多く見られる年は豊作になるため、縁起がいいと語り継がれてきました。その民間伝承を町ぐるみで大々的に復活させ、今年で21回目。
実際にご結婚なさるカップルが行列の主役となって、狐のメイクで練り歩くわけですが、コンテストによって選ばれた今年の花嫁花婿も凛として華があって、「こっちを向いて~」の歓声にもにこやかなに応えながら堂々と主役をこなしていました。
狐の嫁入り行列を見るに当たって、今回もみんな「狐のメイク」をしてもらいました。これが一番の楽しみ・・・
言い伝えを親から子へ、子から孫へと繋いでいく地域による地域のためのイベントであって、動員客にこびへつらうようなアトラクションぽい脚色がされすぎていないのがいいです。とてもニュートラルな時間を過ごせます。人々は三々五々集まり、自らもメイクすることで麒麟山の麓の「一日居住権」を得て、気ままに時を過ごし、気ままに行列を見て、気ままに帰る。県外からの我々は、この地元のイベントを垣間見せてもらえる有り難さを感じ、津川の自然を感じ取る。
日も落ち、日中の暑さからグッと冷え込んだ中、狐の花婿花嫁・仲人、そして従者たちが練り歩きたどり着いた川のほとり。そこで執り行われる「結婚の 儀」により、暗闇に浮かぶ荘厳な明るさとなる。川の向こうには暗闇をさらに漆黒とする麒麟山がそびえる・・・・「幻想」という言葉がぴったり。大自然に抱かれた感動です。来年もまた麒麟山の麓へ足を踏み入れさせて下さい。一緒に参加した大阪・新潟の友人たちともまた来年ここで再会!ねっ、かわいこちゃんに変態呼ばわりされ続けていたエビさん!



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