英国ロイヤルバレエ鑑賞
待ちに待った英国ロイヤルバレエ団の「ロミオとジュリエット」を見てきました。何故かというと、今では大ファンとなってしまったプリンシパルのアリーナ・コジョカルがベストパートナーのヨハン・コボーと組んで出演するからです。ただし、当日、ヨハン・コボーは身内に重病人が出てしまって急遽デンマークへ帰国することとなり、代役としてルパート・ペネファーザーがロミオ役となったのですが、彼はブロンドの長身イケメンなので、「代役が大当たりね
」と言っている奥様の声も聞こえました。
ルーマニア生まれのコジョカルはとウクライナのキエフでバレエを学び、以後、苦労と研鑽の日々を経てプリンシパルの地位を築いてきたわけですが、その代償としてバレエ生命どころか日常生活も脅かすほどの「故障」との壮絶な闘いを強いられてきました。(現在でも故障はつきまとっているでしょう) 以前ふと目にした新聞記事がきっかけとなって、そんなひたむきな彼女のアーティスト魂に惚れ込んでしまったわけです。バレエ自体は全然無知なのですが、とりあえずコジョカルは追っかけていこうと・・・。「今、踊れることが最高の幸せ」という彼女が舞う時の笑みは本当に妖精のようです。
今回のジュリエット役も小柄で少女のあどけなさを持つ彼女にはハマリ役です。彼女の表情はすごく豊かであり、踊りはバレエ鑑賞初心者にもわかりやすい明快な感情表現が愛くるしいです。上演中は、「舞台」という「夢空間」に引き込まれ、自分の時間は止まり、心の光がほとばしった瞬間でした。また、彼女らと同じ空間に存在することに幸せを感じることも舞台の醍醐味でありましょう。
カーテンコールはいつまでも鳴りやまず、素晴らしい一夜でした。9月の「ジゼル」も楽しみです。今度こそ、コボーとのプラチナ・コンビでお願いします。 (by Q)


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